私は階段を"背伸び"で上る癖がある。
これは、
日常のあらゆる所で何とかして消費カロリーを上げ、ダイエットに繋げることが出来ないか?
と、日々頭を悩ませていた多感な高校時代
に身についたものである。
この、"階段での背伸び"
実は、
消費カロリーという側面では勿論ダイエットに繋がるのだが、ある種"JK"にとって最も肝心と言えるであろう「見た目」という部分で最悪な効果を発揮する。
そう。ふくらはぎの発達である。
このお陰か私は、今でも、
他の部分は人並みなのに足だけは太い(と言うよりかはしっかりしている)
という状態から抜け出せないでいる。
客観的に見たら、
「目的に逆効果と分かっているなら辞めれば良い」
と思うだろう。
現に私もそう思っている。
しかし、そう簡単に辞められないのが、
長年続けてきた習慣(癖)というものなのだ。
そしてこれは、
身体の外側の物理的な習慣のみならず、
体の内側の内面的な心の習慣にも共通して言えることではないだろうか。
私は昔から、他人を意識しすぎる、気を遣いすぎる癖がなくならない。
それも、生活に支障をきたすほどのものだ。
しかしこれもまた20年以上辞められていない。
人間の心の背伸びも同じように辞められなくなるんだなと思いつつ、
今日は少し背伸びを低く、そして心もそれに専念するところから始めようかと思う。