saku’s blog

ありのままがいい。

うま塩の自己肯定感

 

お菓子売り場でふと思った。

「うま塩って自分で言ってて恥ずかしくないのかな。」

 

食べ物界で言う "旨い" は、

きっと、人間界で言う "頭が良い" とか "可愛い/カッコイイ" みたいな、

その人の能力値を大きく捉えて表した言葉だろう。

 

とすると、

要するにポテチに書いてある "うま塩" というのは、イケメン佐藤、可愛い田中、天才加藤みたいなもの。(←この苗字の方ごめんなさい、お借りしました。)

それを自身の1番目立つところに書かれて、1番目立つところに置かれる。

 

それってもはや拷問では無いだろうか。

 

少なくとも私は恥ずかしさで顔から火が出るどころか、燃えて塵になる自信がある。

ポテチ側としてはそれをどう思って受け入れているのだろう。

 

もしかしたら、ただ言葉が交わせないから受け入れざるを得ないだけで、気持ちとしては受け入れていないのかもしれない。

反対に、

もしかしたら、手に取られるためにはこれが必要だと、目的意識をもって志高く堂々と前を向くことを選んだのかもしれない。

 

私は人間だから、残念ながらポテチの気持ちは分からない。

けれど、なんだかスーパーに行く度、コンビニに寄る度、考えてしまう。

 

彼らは何を思っているのだろうか。