みなさんは、
爪切りが壊れたところを目の当たりにしたことがあるだろうか?
よく考えてみると、
私の爪切りの買い替え時は
いつも "紛失した時" だった気がする。
人生で考えると、結構な頻度を使うので、
どこかに置いたまま仕舞い忘れて行方不明に
というのは、誰しも一回は経験しているのではないだろうか。
しかし、先日、
長年連れ添った爪切りとの別れが、
それも、紛失以外の別れが訪れた。
それはとてもシンプルで、唐突だった。
話すより見た方が早い。
ということで、この写真を見てほしい。
見事にバキッといっている。
家族が使っていた時に、
「エッ?!」っと大きな声がして、駆けつけてみたらこの様であった。
しかし、薄情な私は、
悲しみよりも先に、
爪切りの最後ってこういうパターンあるんだ
と、関心の方に自然と心が動いてしまった。
プラスチックの製品にとって、
劣化による破損(折れ) は、全く珍しいことでは無い。
理屈で考えれば爪切りだって、こうやって壊れることもあるだろう。
しかし、私はこれまで四半世紀程生きてきた中で、このような経験をしたことがなかった。
先述のとおり、大体は、
爪切りが旅に出てしまうか、
または、出先で必要になって買い足すか
の2択であった。
大したことでは無いのかもしれないが、
これからは少しだけ爪を切る時に入れる力を
緩めようか
と、そう思った。