昨晩は普段通り、風呂に入って髪を洗い、お風呂から出て髪を乾かした。
しかし、何故だろう。
今日1日やたらと前髪がギトギトで、もはや何日もお風呂に入っていないように見える状態だ。
本当に困り果てて、頑張って横に流したりしてみるのだが、そんな抵抗も虚しくしっかりと不潔だ。
そもそも前髪がない状態がすこぶる似合わない私にとってこの状況は最も悪と書いて最悪中の最悪である。
こういうのは滅多にない現象であるが、
逆に言うとごく稀に発生する現象でもある。
もしかして、顔にギトギトに塗りたくったスキンケアを、前髪が吸い取ってしまったのだろうか?
それとも寝ている間に滝のような汗をかいたのだろうか?
はたまた、ハンドクリームを塗った手で無意識の内に前髪を何度も触ってしまったのだろうか?
よく考えたら思いつくことが沢山あった。
しかしこれは今日に限ったことじゃない。
もはや前髪かおでこに誰かが住んで、油か何かを供給しているのではないかとすら思える。
早く仕事を終えて1秒でも早く早く家に着きたい。
そんな気持ちで今日一日が終わろうとしている。
なんだか色々考えることはあるが、
「それどころじゃない」とは今日のためにできた言葉なのではないかと思うほど
焦り落ち込んでいる。