「家族が仕事を頑張っているから」
という理由で、一緒にご褒美(プレゼント)を選びに行ったことがあった。
私が、
「好きなの選びな〜値段は見るなよ〜」
と言っていたからか、店員さんから
「何のプレゼントなんですか?」
と聞かれた。
特に何かこれ!というものが思いつかなかったので、
私はありのまま、
「何でもないけど、頑張ったからプレゼントです。」
と答えた。
すると、なんだか不思議な顔をされた。
それは、店員さんの中で、
偉いと凄いの軸が同じだからなのだと私は思う。
きっとあの反応は、"凄い"時にプレゼントを買うものだと思い込んでいるからこそなのだ。
私は、
家族が生きていること、
そして、一生懸命に仕事など頑張っていること
に価値があると思う。
そして、そこで成果が出せたからと言って、
"偉さ"は変わらないと思っている。
もし望んだ結果、またはそれ以上の成果が出せたのであれば、
それは"偉い"ではなく、"凄い"のだ。
つまり、偉いと凄いとでは、はなから軸が違うのである。
しかし、
皆それを混同してしまっているがために、
結果が出なければ偉くないんだと思ってしまう。
それは全くの勘違いなのだと
私は声を大にして言いたい。