「あなたのアピールポイントは何ですか?」
こう聞かれた時、
すぐ何か言葉を返せるだろうか?
私は中々に難しい。
今特に、聞かれている/聞かれそうな機会があるといったことではないのだが、
唐突に考えてみたくなった。
私は、よく面と向かって真面目で根暗と言われる。←確実に悪口である。
それについては反論どころか私も同感なので、
全くもってその通りですという所なのだが、
そこから良いイメージに持っていけそうにない。
そこが問題である。
根暗は明らかに良くない言葉なので置いておくが、
"真面目"というのは一般的に良いイメージであることが多い。
だがしかし、
言われすぎている人間からすると、
褒めるところが他にないから、毎度のこと無難に
"暗い"の言い換えである"真面目"を伝えてくれるんだと、そう思ってしまう。
きっとこういう所も、
暗く、ネガティブな私を際立たせているんだろうと思う。
しかし、そうとしか思えないのだから仕方ない。
きっと思考回路のどこかが間違って接続されていて、一般的ではない道に私の考え達は歩いていってしまうんだと思う。
それはさておき、ここまで読んでくださった方は
割と私と同じ志向をしている気がするのだ。
というのも、ここまでの話は、
何か知識が身につくであったり、成程と思わせる程の言葉があったり
というのは一切ない(はずだ)。
それでもここまで、長い文章を読み進めてくださっている。
これは本当に良い意味でお伝えするが、
あなたは、私と同じく、
「割とどうでも良いことを人より少し長めに真剣に考えられる」
という思考の持ち主なのでは無いだろうか。
この記事のような内容を周りに話すと、
9割の人が、「それどっちでもくない?今考える必要ある?」と言ってくる。
↑個人的には非常に不愉快である笑
しかし、私は、
どうでも良くても、
今考える必要がなくても、
そしてなにより、正解が出ないものだったとしても、
沢山考えて、あーでもないこうでもないと、言いたいのだ!!!
(ここは書いている最中、ハム太郎ボイスでしか再生されなくなってしまったマズイ)
世の中には誰も正解を知らないことが五万とある。
だからこそ研究者や探検家などの職業があり、
その結果、
我々の生活が便利になったり、娯楽が増えたり、付随する何かが理解できるようになったりする。
そうして誰も知らないことを考える人達も世の中には必要で、そんな人にしか辿り着けない考えが絶対にあるのだ。
だから、私はこれが人や社会の役に立つかは後で考えるとしても、
「割とどうでも良いことを人より少し長めに真剣に考えられることがアピールポイントです!」
と声を大にして、いつもより少し胸を張って生きていこうと思った。