saku’s blog

ありのままがいい。

朝の葡萄は苦い

 

朝起きてはじめにすることと言えば、私は歯磨きを思い浮かべる。

小学生の頃は、朝食の前と後どちらに歯磨きをするか?みたいな話題で盛り上がっていた時もあったが、

大人になると、朝食の前か前後どちらもという人がほとんどな気がしている。

寝ている間に口内の菌が増殖するという知識が身についたからだろう。

 

ところで皆さんは、朝の歯磨きの後、

朝食の味がいつもと違うと感じた経験はないだろうか?

 

私はよく朝ごはんにフルーツを食べる。

最近は専ら葡萄が多いのだが、その葡萄が朝だけなぜか味が違う。

具体的には、いつもよりやたらと苦く感じるのだ。

その原因を考えてみると、朝の歯磨きに辿り着いた。

 

多くの人は毎食後のみ歯磨きをする。

だから、朝以外は食事の前に歯磨きをすることがない。

つまり、朝ごはんだけ味が違うというのは、

唯一朝にだけある習慣 "食事前の歯磨き" によるものだと思った。

 

調べてみると、やはり歯磨き直後は味覚が大きく変わることがあるらしい。

 

歯磨きに使う歯磨き粉には、発泡剤が含まれる。

シャカシャカすると出てくる泡の元である。

発泡剤は、味覚細胞の一部を一時的に麻痺させる働きがあり、更に、苦みを強く感じさせる作用があるそうだ。
また、その作用は特に、果物など酸味の多く含まれるものに顕著に現れるようなのだ。(そのため葡萄が苦く感じるということだった)

 

確かにみかんなんかも苦かったな〜と思いつつ、また今日も謎が解けたことに嬉しさを感じている。

今後朝に果物を食べる時は、歯磨きから少し時間を置いてみようと心に誓った。