saku’s blog

ありのままがいい。

悪口

 

「あなたって人の悪口言わないよね。」

「あなたが怒ってるところ見たことがない。」

と、よく言われる。

 

自分でも驚くほど、外で"怒り"という感情が出てくることがないのだ。

 

みなさんは、

駅で、直進おじさんに出会った時、

もし肩に思い切りぶつかられたら

どう思うだろうか?

 

また、歳下に、

○○年間どうやって生きてきたの?使えねえ。

などと、割と酷い言葉をぶつけられたら

どう思うだろうか?

 

私はどちらも、

「は?!腹立つ!何なんだよ!!!」

ではなく、

あら悲しいわ…若しくは、私が悪い…

と思ってしまう。

 

実際、どう思う人が多いのかは分からないが、

きっと怒りの感情を全く持たない人は少数派なのかなと思っている。

 

私と同じように怒りの感情を持たない人が

もしこの文章を読んでくれているとしたら、

ぜひ、自分の感情や状況を書き出すなどして、怒りを思い出して欲しい。

 

というのも、

"怒りがない"というのは正確には間違いで、

"怒りを覚えないように他の感情で昇華している"

ような気がするからだ。

もっと分かりやすく言うと、

実際には怒っている(ストレスを感じている)のに、それを自分の非や仕方がないことだとすることで、怒りを無意識に回避してしまっているのではないかと思うからである。

 

では、それの何がいけないのか?

それは、回避した怒り(ストレス)は実際には回避というより静かに心の奥底に閉じ込めただけで、しっかり自分の心に積もり積もっているというところである。

 

私もそうなのだが、たまに、

辛くないはずなのに涙が出る

今の環境に満足しているのにストレス反応が出続ける

といった方がいるだろう。

それは、

環境に耐えられなくなった時、

先程お伝えした、"回避"が無意識の内に備わり、無意識の内に日々怒り(ストレス)が蓄積されて身体は限界の合図を出している。

その一方で、回避はあくまで無意識下。

そのため、本人に自覚は無い。といった状況ができ上がるのである。

 

繰り返しになるが、

もし同じような方が近くにいる、又はこの記事を読んでくださって共感してくれた方は、

ぜひ、自分の感情や状況を書き出すなどして、怒りを思い出して欲しい。

 

こんなに強く言っているが、私もまだまだ始めたばかりである。

一緒に少しだけ、感情を取り戻すトレーニングをしてみませんか?

世界中の人が、毎日幸せに眠りにつけますように。

一緒に頑張っていきましょう。